『名たんていカゲマン』は、1970年代 - 1980年代にかけて小学館の学年誌(『小学○年生』)、コロコロコミックに連載されていた山根青鬼(山根あおおに)作のギャグ漫画作品。
2001年になって、この漫画を原作としたテレビアニメ『探偵少年カゲマン』が放送されたが、主人公カゲマンが探偵でその影が助手になるという点以外は全くの別物と言っていい。
少年探偵カゲマンが、自身の影である相棒のシャドーマンと共に怪人19面相・他の起こす事件を解決して行く。
連載当時のテレビタレントやコマーシャルをネタにしたギャグが多用されているのが特徴。
カゲマン
本名:影万太郎(かげ まんたろう)。少年探偵。度のきついメガネをかけているが、その素顔は誰にも明かされたことが無い。メガネが外れた時でも、両手で目を隠したりスペアのメガネをかけたりして決して素顔を見せない。ピンチに陥ると、「シャドー」の一声でシャドーマンを呼び出せる。暗闇では「カゲマン電池(「電池」とは北海道地方における懐中電灯の方言)」という懐中電灯で光を照らし、シャドーマンを呼び出す。
シャドーマン
カゲマンの「影」。カゲマンが幼少のとき、ハイキングで山からおにぎりを落とした時に、おにぎりを拾うために突然起き上がり、それ以降カゲマンの親友となる。普段はカゲマンの助手をしている。超人的パワーを持っているが、影なので暗闇の中では出現できない。シャドーマン曰く、自分の姿はカゲマンが赤ん坊だった頃の姿だという。
怪人19面相
大泥棒でカゲマンのライバル。得意の変装を用いて盗みを働く。カゲマンには殺意さえ持っている。「19」という数字に異様なこだわりを持って行動している。笑うときは「ガハハハ」と笑う。口癖は「くそったれ」「しまった」など。「怪人二十面相に一つおよばない」という意味で命名。119面相と名乗っていた時期もあった。右眼に片眼鏡を付け、シルクハットに燕尾服とマント姿で登場する。変装を剥がす際には、なぜか着ている服が一緒に消える。カゲマンに逮捕され素顔を暴かれるが、同時に片眼鏡を左眼に付けている以外は19面相と瓜二つにして19面相の「兄」を名乗る怪人21面相が新たなライバルとして登場する。しかし、逮捕された19面相は影武者であり、この21面相こそが本当の19面相であることがカゲマンによって後に明らかにされる。なお、グリコ・森永事件のかい人21面相とは全く関係がない。
ミスターX
マフィアのボス。怪人19面相同様変装して悪事を働く。「X」という文字に異様なこだわりを持って行動している。素顔はカゲマンにそっくり。
ジキール/ハイドマン
普段は探偵ジキールだが、水を浴びると悪党ハイドマンになり、火に近付くとジキールに戻る。「ジキル博士とハイド氏」が元ネタ。
ゴキブリ小僧
怪人19面相の子分で、ゴキブリのような触角が生えた小柄な男。全身黒ずくめで、忍者のようでもある。また、「それいけ!アンパンマン」の登場人物「バイキンマン」にも似ている。
オオカミ男
怪人19面相の子分で、妖怪「狼男」が元ネタとなっていて、月を見ると狼に変身する。ただし、ツキユビ男の突き合わせた指を見て変身したこともある。その時の台詞は、「よくもツキゆびを見せたな」。
クモーラマン
怪人19面相の子分で、蜘蛛の性質を持ったミイラ男。元ネタは「スパイダーマン」である。
ポリスマン
その名の通り警察官。帽子を深く被り、いつも銜えタバコの男。
モモちゃん
「モモタン」とも。カゲマンのガールフレンド。ダブダブの吊りズボン(キュロットスカート?)を履いている。
ツキユビ男
突き指ではなく、両手の人差し指を突き合わせるのが癖の男。当時の担当編集者がモデルとされる。
ビューティー19
怪人19面相の娘。ビューティ・ペアがモデルとされる。
ギャングのボス
怪人19面相が登場する以前のカゲマンの敵役。ブルドック似の手下とネコを連れている。
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